糖尿病の治療には看護師の力が欠かせない!

生活習慣病は、乱れた生活習慣が大きく影響して発症する病気のことを言う。たとえば、生活習慣病の一つに糖尿病がある。糖尿病は体内でインスリンが上手く分泌されなくなって起こる病気であり、昔は中高年に多かったが、最近は若年層にも患者が増えている。そんな糖尿病のケアを専門に行う看護師におすすめなのが、糖尿病看護認定看護師と糖尿病ケアを専門とする特定看護師の資格だ。

糖尿病は、進行すると神経障害や腎障害といった命に係わる問題を引き起こすことから、早期に生活習慣を改め、それを継続する必要がある。しかし、生活習慣を改めなければ、糖のコントロールが難しくなり、内服やインスリンの注射だけでは対応できなることあるようだ。したがって、看護師による生活習慣の指導と継続的な支援が欠かせない。そのため、糖尿病看護認定看護師や糖尿病ケアを専門とする特定看護師は重宝されているのだ。

ちなみに、患者の増加とともに、糖尿病の治療に関しては、治療薬の開発が積極的に行われているが、血糖をコントロールするためにどの薬が適しているかは患者によって異なる。したがって、医師や看護師は、患者の体調と食生活をはじめ、生活習慣を細かくチェックしつつ、経過を観察しながら最善の治療を行わなければならないのだ。ここでは、糖尿病について語ったが、生活習慣病はほかにも、動脈硬化脂質異常症など様々な病気があり、どれも患者は急増中だ。したがって、生活習慣病の治療に力を入れている医療機関では看護師の採用を積極的に行っており、病棟とは違った働き方をしたい看護師は転職先として狙い目といえるだろう。生活習慣病についてはこちらのサイトでも言及しているので、興味がある看護師は覗いてみてほしい。